日本の約2倍の国土を持ち、アジアとヨーロッパふたつの大陸にまたがる世界唯一の国トルコ。
「世界がもし一つの国であったならば、その首都はイスタンブールである」 かのナポレオンがこのような言葉を残したと言われており、地図上の立地だけでなく文化においても複数の異文化が交流し、東西交易の中心都市として発展して来ました。"アジア" とも "中東" とも "ヨーロッパ" とも分類されるこの国は、訪れる地域によりまるで異なる表情を見ることができます。

• 　ビザンチン帝国・オスマン帝国の首都として繁栄し、歴史ある街並みとモダンな文化が共存する異国情緒溢れる魅惑の街イスタンブール
• 　雄大な大地とユニークな奇岩群や、神秘的な絶景の気球フライトで有名なカッパドキア
• 　純白の棚田のような石灰棚で知られるパムッカレ
• 　バカンスの地として人気を博し、夏には欧米から多くの人が訪れるエーゲ海・地中海沿いリゾート
• 　緑あふれ、みずみずしい作物や穀物が実る黒海沿岸の街

この他にも、トルコ中あらゆる地域に見どころが点在しています。

地域により気候は異なるものの、日本と同じくトルコには四季があり、一般的に夏は雨が少なく乾燥しているため比較的過ごしやすく、冬は雨季となります。日本の東京とトルコのイスタンブールは、1年を通して気候が似ていると言われているため、日本人にとっては馴染みやすい気候です。

人口の99％がイスラム教徒というイスラム教の国でありながらも政教分離の世俗主義国家であるトルコでは、信仰の自由が認められています。数ある戒律のうちどの部分をどこまで守るかは個人の判断に委ねられており、さまざまなスタイルの人々が共存し尊重し合い生活を送っています。

その一例として、本来イスラム教でお酒はご法度ですが、トルコでは国内で製造されたお酒も多く流通しています。
中でも地酒のラクやワインが有名で、日本と変わらず街のスーパーや酒屋で購入することもできますし、レストランでは世界三大料理のひとつであるトルコ料理と共にお酒を楽しむことができます。

また、客人を手厚くもてなし受け入れる寛容さを持ち合わせる文化が根付いているトルコでは、海外からの旅人たちもその恩恵を受ける機会が少なくありません。地元トルコの人々の温かさに触れながら「心の距離を近くに感じつつ旅ができる国」であるというポイントも、旅人たちがトルコに魅了される理由のひとつと言えるでしょう。

言語や宗教や文化も異なる日本から遠く離れた国にも関わらず、何度となく繰り返し訪れたくなる、不思議な魅力を持つトルコ。
心の距離が近くに感じるその不思議な感覚は、実際にトルコを訪れたことのある人だけが感じる特別なものでもあります。

あなたも是非、その魅力を体感しにトルコへ出掛けてみませんか？